今月に入ってから多くのお問合せやご依頼をいただいているBMWのM3やM5に使われている
電動スロットルアクチュエーターの修理についてお話したいと思います。
この部品はエンジン片側につき1個ついていますので合計2個使われております。
二個同時に壊れることは少ないのですが片側が不具合を起こすと出力が半減します。
その際に診断機に出てくるコードは2B15または2B16がいちばん多いですね
その他にも2B2C 2B2D 2B25など結構種類があるので書ききれないぐらいですが
この部品は単純にネジ留めなので結構あけて確認される方がみえます。
内部確認してネットで調べてとやると情報のなかにはこのギアの交換部品が
海外サイトで売っているからそれを交換してやれば直ると思っている方が非常に
多くみられます。
この画像をみてもわかるように確かにこれだけの削りかすみたいのが
沢山あるのでそう思うのも仕方がないとは思うのですが・・・
この部分ですね。
しかしながら当社の実績からするとこのギア交換だけで直った例は
一度もありません
正直なところこのギアの減り自体は大してエラーとは関係ないと思います。
更に海外サイトで販売している交換部品についても品質の差が激しく
ほとんどの部品が使い物になりません。
症状を悪化させるものが多いです。
当社では品質の高いギアを使用し予防措置としてギア交換し
この硬いコーティングされた基板を修理しております。
基板は非常に精密に出来ております よくわからずに手をつけてしまった
物の再修理はお断りしております。やりかけから手をつけるのは困難です。
異常があれば先に当社にご連絡ください